製品の信頼性と革新機能の対比
問題点 | ほとんどのスタートアップ会社は、革新的な新製品を市場に提供する目的で投資を得ている。パナソニックと提携する際、リプレイTV社は、同社製品のRev.1.0版より、むしろ多くの機能性を備えるアップデートされたプラットフォームの発表を希望した。その新プラットフォームには信頼性と安定性に問題があり、パナソニックチームに不満が残った。 |
分析 | パナソニック側にとって、機能性の拡大よりも安定し信頼できる製品を市場に送ることの方がはるかに重要であったが、リプレイTV者は機能拡大に重点を置いた。この優先順位の違いが両チーム間に摩擦を引き起こした。 |
行動 | パナソニックとリプレイTVの運営会議で、マットは、新規プラットフォームの開発続行とRev. 1.0版のアップグレード実施の長短を明確に説明。互いに合意できる方向性を見出せるよう、両チーム間の議論を促した。 |
成果 | リプレイTV とパナソニックは、Rev. 1.0版をアップグレードし、北米地域でパナソニックブランドとして発売することで合意した。おそらく、これがパナソニックにとり米国で設計製造された製品を自社ブランドの下で販売した初めての体験であった。 |
「マット・シュレーゲルは、ビジネスに対する深い知識や、特定のパートナーとベストな形で仕事をするコツを提供してくれる」
- クリス・トーラウク氏、クレアボヤンテ社、共同創設者兼最高執行責任者