ソフトウエアのダウンロード

問題点 リプレイTV社 DVRのパナソニックブランド版の発売日が決められていて、変更する場合は多大な費用がかかる。製品のソフトウェアにバグが生じ、パナソニックは顧客への出荷時期を迷った。
分析 それまでのパナソニック製品には、顧客への出荷後に行うアップデート機能がなかった。パナソニックチームの技術者たちは、ソフトウェアのダウンロードがソフトウェアの修正を顧客に届ける有効なソリューションになり得るかどうかについて疑問を持っていた。
行動 マットは、ソフトウェアに問題があるその装置を1台日本へ持ち込み、それがネットワーク上で新たなソフトウェアをどのようにしてアップグレードするかを日本語で説明。ソフトウェアのアップグレードプロセスと、その新バージョンソフトウェアでバグがどのように修正されるかを立証した。ソフトウェアのダウンロードプロセスというものがいかに信頼できるかをパナソニックに示したのである。
成果 パナソニックは、出荷後に行うソフトウェアアップグレード機能への信頼を深めた。この信頼をベースに、製品は予定された期日に発売された。顧客にバグの存在を気付かれることなく、パナソニック側が納得できる形で、ソフトウェアの出荷後におけるアップグレードが行われた。

 

「マット・シュレーゲルは、信頼と確実性を実現させてくれる」
- キンバリー・ウィーフリング氏、 ウィーフリング・コンサルティング。元リプレイTV社プログラムマネージャー。