日本市場に特有の要件
問題点 | マジネット社は、アジア太平洋地域の各ホテルにビデオシステムを納入していた。日本のホテルではそのシステムがそのまま受け入れられることはなく、個々の設置ごとに特別なカスタマイズを要した。 |
分析 | ほとんどの地域で必要とされるビデオシステムの条件は、ホテルが違っていても統一されている場合が多い。ただし、日本だけは違って、個々のホテルに特殊な条件があり、対処せざるを得なかった。このカスタマイズにより、マジネット社の北米オフィスからこの業務を取り仕切ることは到底不可能であった。 |
行動 | 各ホテルに設置するカスタムシステムを製造すべく、日本の小規模エンジニアリング会社と合同開発することで提携した。マットは、マジネット社とそのパートナー間の作業を常に確認し、設置をサポートするために日本に飛んだだ。 |
成果 | マジネット社は、ホテルオークラ・チェーンをはじめとする一流ホテル30社以上を含め、日本のホテル市場への参入に成功した。日本は、マジネット社にとって、ベストマーケットの一つとなった。 |
「マットは、トリプルプレイをやってのける。日本の文化、言語そしてビジネスのやり方を知っているのだ。しかも、エンジニアリングとテクノロジーの知識もある。日米双方の企業と仕事を重ねてきたマットの経験と信頼には実績がある」
- スチュ・ケイラー氏、クレアボヤンテ社、知的財産担当副顧問弁護士